マイラー®と月


過去50年間、ポリエステルフィルムは多くの進歩を遂げ、多くの革新を支え、私たちが暮らす現代世界の発展に貢献してきました。数々の高みに到達し、数々の賞を受賞し、地球の果てより遥か遠く23万8000マイル(約37万6000キロメートル)もの距離に到達しました。 2019年7月20日は、ニール・アームストロング、バズ・オルドリン、マイケル・コリンズがアポロ11号で月へのミッションに出発してから50年目の節目となります。

デュポンの多くの製品は、宇宙服の開発や、司令船の建造の一環として宇宙飛行士を地球に帰還させる際に役立ちました。司令船は、再突入時の熱から乗組員とモジュールを守る役割を果たしました。

過去のデータによると、各宇宙服の21層のうち20層は、デュポン™ノーメックス®繊維、テフロン®フッ素ポリマー、カプトン®ポリイミドフィルム、デュポン帝人フィルムのマイラー®ポリエステルフィルムなど、デュポンの発明品で作られています。マイラー、ダクロン、ベータ・マルキゼットの層が交互に重ねられ、宇宙飛行士を熱放射から保護します。これらの層は、微小隕石の衝突に対する障壁としても機能しました。

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司令船の熱保護 – 司令船内部は、外部環境の過酷な環境、そして最も重要な大気圏再突入時の高温から保護される必要があり、これは熱シールドによって行われます。熱シールドは複数の外側カバーで構成されており、そのうちの1つはアルミホイルのような銀色のMylar®熱コーティングです。

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ポリエステルの革新と開発の未来に乾杯!今後50年間でMylar®がどれほど進化していくか、誰にも分かりません!

 

 

 

データ提供:

https://www.apolloartifacts.com

https://www.hq.nasa.gov/alsj/CSM06_Command_Module_Overview_pp39-52.pdf 

http://www.madehow.com/Volume-5/Spacesuit.html

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